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ミステリの祭典

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夏の記憶
アラン・バンクスシリーズ

作家 ピーター・ロビンスン
出版日1991年06月
平均点6.50点
書評数2人

No.2 5点 ボナンザ
(2023/03/16 21:52登録)
片田舎の人間模様から真相を探る、地味めな一作。

No.1 8点 nukkam
(2012/07/12 20:27登録)
(ネタバレなしです) 初期の作品は叙情性の勝った作品が多いのですが、特に1988年発表のアラン・バンクスシリーズ第2作の本書はその典型です。この作者は男性作家とは思えないほど人物描写が繊細ですが、それだけに結末の衝撃性はより一層重く響きます。解決後に漂う悲哀感もまた強烈で、地味な展開ながら全く退屈しない本格派推理小説でした。個人的にはシリーズ作品中1番のお気に入りです。

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