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ミステリの祭典

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續・日本殺人事件
トウキョー・サムシリーズ

作家 山口雅也
出版日1997年03月
平均点8.00点
書評数3人

No.3 6点 ミステリ初心者
(2018/12/28 00:37登録)
ネタバレをしています。

 前作に引き続き、独特な世界観が大好きな作品でした。
 巨人の国のガリヴァーは、リューゾーの人力車がバイクに変形するところがお気に入りですw 
 実在の船は、わたしの頭が悪いのか、あまり理解が出来ませんでした。ただ、非常に面白かったのでアリでした。しかし、あのメタっぽい結末は好きではありません。なんだか寂しい気分になるし、あれのせいでシリーズが終了(この続編はありませんよね?)してしまうぐらいなら、全てサムの妄想でよかったと思います。

 エクボさんも出てこなかったし、前作より大分暗い印象でした。もっとたくさん、カンノンシティーの物語を見たかった・・・残念。

No.2 8点 フレディ
(2002/05/15 16:05登録)
 相変わらずの山口ワールド。難解な薀蓄?などが出てきて、私などにはワケワカラン所もあったが、そのワケワカラン所がなぜか楽しい。

No.1 10点 すー
(2001/04/04 21:46登録)
「実在の船」に尽きる。京極版「ゲゲゲの鬼太郎」を思い出した。否、「不在のお茶会」のセルフカヴァーか?

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