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ミステリの祭典

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阿寒湖殺人事件
氏家周一郎シリーズ

作家 中町信
出版日1989年02月
平均点5.00点
書評数2人

No.2 5点 ボナンザ
(2016/03/26 01:05登録)
佳作。中町お得意の展開がうまくいっている。

No.1 5点 kanamori
(2012/06/09 18:10登録)
「~湖」シリーズの4作目、と言うよりは「佐渡金山殺人事件」につづく推理作家・氏家周一郎シリーズの第2弾。東北近辺の湖はネタ切れにつき北海道に取材旅行だというメタな設定です。

本人をモデルにした売れない推理作家の自虐ネタを入れつつ、読者を誤誘導するためだけのプロローグや、連続殺人が起きてもバス・ツアーは普通に続行するという、もはや開き直りの定番設定で、ある意味安心して読めます(笑)。
旅行メンバーの自己紹介で氏家の新刊の宣伝をしたり、大団円では夫を差し置き謎解き披露を主導したりで、今回、妻の早苗のしゃしゃりでるキャラが冴えてます。

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