チェインギャングは忘れない |
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作家 | 横関大 |
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出版日 | 2011年11月 |
平均点 | 7.00点 |
書評数 | 2人 |
No.2 | 7点 | 虫暮部 | |
(2025/03/21 13:28登録) じんわりとした温かさが胸に残る、なかなかの快作。各々のキャラクターが立っているし、次第に距離を縮めて行く過程の繊細さとぶっきらぼうさのハイブリッドが良い。 ただ、全体の構図が芝居じみて感じられなくもない。脱走とかより素直に警察に情報を伝えた方が犯行を防ぐ可能性は高かっただろうし、回りくどい対処法をわざわざ選んでいるように見える。もっと否応無しに巻き込まれる設定に出来たら良かったのでは。 |
No.1 | 7点 | まさむね | |
(2012/01/12 00:13登録) これはイイ。 「再会」(乱歩賞受賞作),「グッバイ・ヒーロー」と順に読み,この作家の筆力に注目していましたが,間違いではなかった。 序盤からテンポのよい展開。効果的な視点転換を含めて,グイグイ読ませます。このサイト閲覧者にとっては,読中「楽しいけれど,これってミステリー?」という疑念(?)を持たれるかもしれませんが,構わず読み進めるべし。ミステリーとしての仕掛けもしっかりと用意されていますよ。(好き嫌いはあるでしょうが…。)読後感も良です。時期的にも,このような作品があってもいい,というか,あってしかるべき。 この作者のこれまでの作品を読むと,「売れる作家」たる要素は多いと思います。乱歩賞出身だし,是非とも東野さんを目指して欲しいですね。個人的に,引き続き要注目の作家さんです。 |