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ミステリの祭典

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火焔の鎖
フィリップ・ドライデンシリーズ

作家 ジム・ケリー
出版日2012年01月
平均点5.50点
書評数2人

No.2 5点 ボナンザ
(2020/10/27 21:03登録)
一見するとクリスティっぽい過去と現在が交差する本格もののような設定だが、どちらかというとヒューマンドラマの感が強いか。

No.1 6点 nukkam
(2016/04/17 05:42登録)
(ネタバレなしです) 2004年発表のフィリップ・ドライデンシリーズ第2作です。創元推理文庫版では「現代英国探偵小説の白眉」と紹介されていますが推理については説明があっさりしており、人間関係や事件の悲劇性の描写の方が印象に残ります。舞台となる沼沢地帯の描写もなかなかの筆力を感じさせます(意外にも乾いた雰囲気でした)。プロットはやや複雑にし過ぎたかという気もしますが。

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