眼鏡屋は消えた 私立探偵・戸川涼介 |
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作家 | 山田彩人 |
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出版日 | 2011年10月 |
平均点 | 5.00点 |
書評数 | 2人 |
No.2 | 5点 | 名探偵ジャパン | |
(2015/03/30 14:47登録) 読んでまず思ったのは、皆さんの書評通り「みんな記憶力凄すぎ」 最後のサプライズのために主人公の記憶を失わせたのだが、記憶喪失のまま日常生活はおろか、生徒に対する授業までこなせてしまうなど、おかげでちょっと無理のある展開になってしまったのは残念。 ただ、転落死体をめぐる、すれ違いが生み出した不可能状況など、これは、と思うものはあった。鮎川賞は伊達じゃない。 ひとつ気になった点は、後付けでパソコンに遺言書を書き加えたというところ。ファイルの作成日時からバレるのでは? |
No.1 | 5点 | 虫暮部 | |
(2013/09/27 11:15登録) 一人称の文体がなんだか上滑りしている気がする。これをリーダビリティとかユーモアだとか呼ぶのには同意出来ない。 また、解決編が長過ぎ、一気に収斂してゆくカタルシスに欠ける。 真相はそれなりに評価出来るネタだと思うから、もう少し演出が巧みならばなぁ。 |