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ミステリの祭典

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天空への回廊

作家 笹本稜平
出版日2002年03月
平均点6.00点
書評数2人

No.2 6点 八二一
(2024/02/18 20:13登録)
世界最高峰であるエベレストの北西壁にアメリカの軍事衛星が衝突、たちまち陰謀の芽が吹き、たまたま北東壁を下降中だった日本人クライマーがそのただ中に巻き込まれていく。
高度八千メートルという極限環境におけるサバイバル・ドラマは、冒険小説本来のテーマである「人間の生命力と自然との闘争劇」を現代に甦らせた。

No.1 6点 kanamori
(2011/06/15 20:42登録)
久々にスケールの大きい日本製の冒険小説を読んだ。
エベレストを舞台にした山岳冒険小説プラス、テロ集団とアメリカの陰謀が絡むという国際謀略小説。まあ全体の構成はステロタイプかもしれないが、プロットがよく練られていて展開が読めないところがいい。
主人公ひとりでそこまで出来るか、というツッコミはこういったタイプの小説に対して常に付き纏うものの、「ホワイトアウト」などが面白かった人にはお薦め。

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