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ミステリの祭典

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御堂筋殺人事件
浅見光彦

作家 内田康夫
出版日1990年06月
平均点4.00点
書評数1人

No.1 4点
(2011/05/06 11:10登録)
幕開けは御堂筋パレードでの転落死。発端は派手だし、ファッションモデルが登場し、一見華やかそうな感じでもあるが、特許が絡んで、企業物・社会派ミステリとして意外に地味な展開となっていく。舞台が関西なので興味を持って読んだが、近場だけに旅情はほとんど感じられず、社会性も、謎解き推理も、ラストもイマイチな作品だった。浅見光彦シリーズの中では平均以下。多作なだけに仕方なし。

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