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ミステリの祭典

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檻の中の少女
サイバーセキュリティコンサルタント・君島悟

作家 一田和樹
出版日2011年04月
平均点5.00点
書評数2人

No.2 5点 八二一
(2020/03/18 18:42登録)
IT社会に潜む新犯罪と、その罪を追う新たな捜査法を提示したハードボイルドミステリ。ラストで題名の仕掛けを読者に納得させるだけの筆力がある。

No.1 5点 蟷螂の斧
(2014/10/24 16:26登録)
第3回ばらの町福山ミステリー文学新人賞~<サイバーセキュリティ・コンサルタント君島のもとへ、「息子は自殺支援サイト『ミトラス』に殺された」と老夫婦が訪れる。 ミトラスは自殺志願者とその幇助者をネットを介在して結び付け、志願者が希望通り自殺出来た際に手数料が振り込まれるというシステムで、ミトラス自身はその仲介で多額の手数料をとるのだという。>~
選評・島田荘司氏によればハードボイルド小説になるらしい。一番は読みやすいことですね。真相の解明の段でやや駆け足になってしまった感じがします。その後、かなり長いエピローグで題名の意味や動機に触れているのですが、もっと簡単でも読者は分かるのでは?。

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