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ミステリの祭典

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ポリス猫DCの事件簿
葉崎市シリーズ

作家 若竹七海
出版日2011年01月
平均点4.50点
書評数2人

No.2 5点 SU
(2024/08/28 22:24登録)
住民の数より多くの猫が住みつき、観光地となった葉崎市猫島。島唯一の派出所の勤務員は、七瀬晃巡査と、ポリス猫DC。
のんびりした猫島に放たれる、作者お得意の悪意が絶妙。人間のひき起す事件に猫が絡んでのドタバタ劇。個性的な登場人物に、適度なユーモアが加わったコージーミステリとなっている。猫好きならお薦めするが、そうでなければ薦めない。

No.1 4点 kanamori
(2011/06/23 18:55登録)
湘南・葉崎市にある猫島を舞台にしたコージー・ミステリの連作短編集。前作「猫島ハウスの騒動」でお馴染みの島民が顔を揃えますが、今回の探偵役は島の臨時駐在所巡査と探偵猫。
「ヴィラ・マグノリアの殺人」から始まったこのシリーズ、コージーながら伏線を丁寧に敷いた本格ミステリだったけれど、本書は謎解き・ドタバタともに中途半端で残念な出来でした。

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