home

ミステリの祭典

login
陽気な幽霊 伊集院大介の観光案内
伊集院大介シリーズ

作家 栗本薫
出版日2005年06月
平均点3.50点
書評数2人

No.2 2点 ボナンザ
(2024/09/08 18:34登録)
いくら何でもこれをミステリとして出すのは・・・。

No.1 5点 nukkam
(2010/11/01 19:55登録)
(ネタバレなしです) 2005年発表の伊集院大介シリーズ第26作で、講談社文庫版の作者による巻末解説によれば「ご都合主義で殺人事件を引き起こす」ことに疑問を感じてきた時期の作品だけあってかミステリーらしからぬ作品です。特に前半は事件らしい事件も起きず、起きそうな気配もなく、伊庭緑郎のにぎやかさだけでどうにか場をつないでいるという有様です(それさえもだんだんトーンダウンしていきます)。後半になると消える幽霊(ちゃんとトリックあります)や失踪事件やツアー客による推理合戦などでそれなりに盛り上がりますが、前半をもう少し何とかできなかったのでしょうか。

2レコード表示中です 書評