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ミステリの祭典

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死にぎわの台詞
ダルジール警視

作家 レジナルド・ヒル
出版日1988年04月
平均点7.00点
書評数2人

No.2 8点 ことは
(2020/03/14 15:54登録)
三つの事件が同時進行していく。最後には、それぞれの話が見事にからんできて、プロット構成としてはヒル作品では一番だと思う。
ヘクター、シーモアも登場し、群像劇の味わいが増加してきた。この作品から「ダルジール・シリーズ」の味が固まってきたと思う。
最初に読むダルジール物としてお勧め。

No.1 6点 江守森江
(2010/10/22 02:06登録)
ドラマ版の第一期は本作で終了だが、12月にAXNミステリーで日本語字幕版新作24話(12エピソード)が放送される。
毎度の如くドラマ録画視聴してのおさらいだが、原作のボリュームアップに伴いドラマでは微妙に端折りが増えてきた。
ダイイング・メッセージで酔っ払い運転事故犯にされそうになるダルジールだが、それを利用した潜入捜査で別の殺人事件とも絡み、最後はベタだが麻薬の隠し場所のどんでん返しで締める。
やっぱりミステリとしてよりダルジール達の掛け合いに面白さの比重がある。
その意味で、ウォーレン・クラークが面白さを最大限に引き出したドラマ版を先に観て正解だと思えたし、堪能できた(12月放送の新エピソードが待ち遠しい)

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