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ミステリの祭典

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粘膜兄弟
粘膜シリーズ

作家 飴村行
出版日2010年05月
平均点6.00点
書評数2人

No.2 7点 touko
(2011/04/04 22:47登録)
相変わらずエログロ要素満載なのですが、これまでの粘膜シリーズと違い、やけに純愛要素も強く押し出しているのは、女性読者獲得のため?
個人的にはそこは悪くないと思います……おそらく作者の狙い通り、ほろりとさせられましたもん。粘膜シリーズなのに切なさを感じてしまい、なんだか悔しい(笑)。

オチのインパクトも前作よりないとはいえ、そうだったのか、と笑えました。

No.1 5点 メルカトル
(2010/07/21 23:33登録)
「粘膜シリーズ」前二作と比較すると、冗長な感は否めない。
本作のほうが一章から三章まで有機的な繋がりははっきりしているのだが、不用と思われるエピソードが羅列されており、やや退屈である。
最終的に作者が何を伝えたかったのか、私には理解できなかった。
根底に「愛」が流れているのは間違いないが、その愛の深みも今ひとつ感じられなかったのは残念である。

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