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ミステリの祭典

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死のクリスマス
刑事コロンボ/合本版はリンク&レヴィンソン名義で刊行/文庫改題『人形の密室』

作家 アルフレッド・ローレンス
出版日1975年01月
平均点4.00点
書評数2人

No.2 3点 斎藤警部
(2017/12/25 12:19登録)
アナハイムエンゼルスファンと思しき(本作にエンゼル試合チケットのくだり有り)コロンボは大谷翔平には間に合わなかった。。いや亡くなったのは俳優ピーター・フォークの方、幻想の中のコロンボは老いてまだ健在で、日本から来た若き大男を時々はスタジアムで応援するのかも知れない。

TVで放映されなかった事から「幻の名作」などと喧伝されがちな本作ですが。。ロシアンクラブ(?)の光景や、最後にコロンボへのプレゼントが手渡されるシーン等、クリスマスシーズンらしいキラキラした雰囲気は魅力、もちろんコロンボが魅力的、しかし結論を言うとこりゃ幻の名作って風情ではなく、むしろお蔵入りも納得の幻の失敗作では。トリックもロジックもツイストもサプライズも有りゃしねえ。。そこにコロンボがいるだけで私は好きな本ではあるけれど、高く評価は出来ませんね。そこそこの評価も無理。デパートで働くデザイン方面の才能が集まって、そこに昔馴染みが一人加わって、問題は発生した。。社員の殺害と、守衛のサボリーと、ファボリート、デスパシート、チアシード。。そんなお話。

No.1 5点 大泉耕作
(2011/12/29 21:56登録)
コロンボ作品でもP・フィッシャー氏の脚本には劣るけれど、完成度は高い。しかし、新シリーズで見られがちな無駄なシーンが幾多も見られ、冗長な感じが否めませんでした。
あともう一つだけ。
作者(日本ではレビンソン&リンクの名義になっているが)アルフレッド・ローレンスは、原作者二人のもとに小説版コロンボを執筆したとのことで、映像化されていないのはそのためだとのことです。
この解説も無駄か・・・。
(ネタバレ)
コロンボの着眼は見事。ラストシーンは『二枚のドガの絵』の逆トリックの変形、応用だと思うのですが、上手くやってくれていました。

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