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ミステリの祭典

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ルドルフ・カイヨワの憂鬱

作家 北國浩二
出版日2005年05月
平均点5.00点
書評数2人

No.2 6点 mediocrity
(2021/06/29 11:15登録)
SFの賞を受賞した作品とのことですが、コロナ禍で読むと、十分にありうる話として読めてしまいます。
ハードボイルドはあまり好きでないのですが、主人公の話以外にも複数の話が同時進行しており、最後まで飽きずに読めました。

No.1 4点 kanamori
(2010/07/07 18:26登録)
SF系の新人賞受賞作ですが、むしろミステリ寄りの作品。
近未来の米国を舞台に、先端医学をテーマにしたサスペンスをハードボイルドに近い文体で書いていますが、中心となる謀略は新味に欠け、硬い文章と相まって主人公の弁護士に感情移入できなかった。

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