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ミステリの祭典

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名探偵もどき

作家 都筑道夫
出版日1980年08月
平均点5.00点
書評数2人

No.2 4点 江守森江
(2010/07/03 21:59登録)
設定の楽しさを活かしきれない残念なシリーズと云えるのだが、一種のパスティーシュとして、元ネタをあたってセットで読めば違う方向で楽しめる。
さらには、この作品のパスティーシュと云える霧舎巧「新本格もどき」もセットに加えれば楽しさ三倍増な「お買い得品」かもしれない。
ついでに西村京太郎の「名探偵シリーズ」まで読めば、この作品を最大限に活用したと納得出来るだろう。
作品レベルは4点だが、読書の広がりに対する活用レベルは高い。

No.1 6点 kanamori
(2010/07/03 21:19登録)
ある旦那がふとしたことから古今東西の名探偵になりきってしまうという連作短編集。
アイデアは面白いですが、事件そのものの解決が平凡。設定をうまく活かしきっていない感じです。

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