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ミステリの祭典

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悪魔はあくまで悪魔である

作家 都筑道夫
出版日1976年06月
平均点6.00点
書評数2人

No.2 6点 虫暮部
(2026/04/17 15:50登録)
 都筑道夫は雑学的でノスタルジックな脱線が面白い。本書収録作の多くは、オチよりも途中経過で読ませるショート・ショート、だと思った。しかしそれ故に、煙に巻かれた読後感なものも多く、ロジカルな語り口と整合しない嫌いがある――だからたまに “切れ味オチ” タイプの作品があると、もう効くったらない。
 「旅行ぎらい」「不老長寿」「超能力」あたりが良かった。

No.1 6点 kanamori
(2010/05/31 21:31登録)
初期のショートショート系短編集(角川文庫版)。
ホラーとか恐怖小説と呼ぶのが一番近いと思いますが、単純なジャンル分けが難しい奇妙な不思議小説が19編収録されています。よくある悪魔との契約ものに捻りを利かせた表題作をはじめとして、独特の軽妙な語り口ゆえに、内容の割に恐怖感があまりないのが共通しているテイストです。

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