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ミステリの祭典

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両性具有迷宮
森奈津子シリーズ/改題「小説家 森奈津子の妖艶なる事件簿」

作家 西澤保彦
出版日2001年12月
平均点5.50点
書評数2人

No.2 5点 メルカトル
(2016/02/22 22:20登録)
半分以上が官能小説風で、しかも設定が荒唐無稽、一風変わったものが多い氏の作品の中でも特に異色な作風ではないだろうか。
ミステリとしての主題はホワイダニットだと思うけれど、その部分がやや曖昧な印象を受けた。なぜ首を絞めた後に、ナイフで滅多刺しにしたのか辺りの疑問点も、謎として残されたままだし。
あからさまな性描写に加えて、牧野修氏や柴田よしき氏、倉阪鬼一郎氏らを実名で登場させるなど、サービス精神に溢れた小説であるのは間違いない。しかし、良識派の読者は眉をひそめること請け合いである。

No.1 6点 ガッツ
(2004/07/31 20:07登録)
ミステリでSFでエロ小説(順不同)です。
一度身を委ねてしまえば最後まで面白く読めます。
おバカなミステリだけど、
決して馬鹿ミスでは無いと思います。

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