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ミステリの祭典

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「心の旅路」連続殺人事件
旧題『殺された女』

作家 中町信
出版日1987年08月
平均点5.50点
書評数2人

No.2 5点 ボナンザ
(2018/09/30 08:37登録)
叙述トリックというよりは事件全体の構成の妙が冴える佳作。

No.1 6点 kanamori
(2010/05/24 23:19登録)
”心の旅路=記憶喪失”がテーマの初期長編ミステリ。
お約束の温泉は今回は水上温泉で、殺人目撃者がショックで記憶喪失になるという都合のいい設定。
例によってアレ系の仕掛けがあって、他にもいろいろ盛り込んでいますが、「作者のひとり合点が多すぎる」(乱歩賞選考委員、松本清張)に同感です。でも好きなんですよね、こういう仕掛けが。
「空白の殺意」というタイトルは本作のほうが合っている気がしますね。

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