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ミステリの祭典

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ベルリン飛行指令
第二次大戦三部作

作家 佐々木譲
出版日1988年10月
平均点7.50点
書評数2人

No.2 7点 isurrender
(2014/01/21 19:38登録)
なんといっても主人公・安藤大尉がカッコ良い。
手に汗握る冒険小説で、ドキドキを味わうには最高の小説。

No.1 8点 kanamori
(2010/05/16 18:05登録)
第二次大戦秘話三部作の第1作。
シリーズいずれも海軍省書記官・山脇の目線で描かれている傑作冒険小説です。世評では第2作の評価が高いと思いますが、最初に読んだ本作が印象に残っています。
ナチス・ドイツまでのゼロ戦の長距離飛行作戦が主題ですが、今作の主役・日米混血のパイロット安藤のストイックで正義感が強い時代遅れの男という人物造形が魅力的です。
日本を飛び立った後の冒険譚より、むしろ計画段階における山脇や安藤そして彼の妹などが絡む多彩な人間ドラマが面白かった。

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