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ミステリの祭典

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このミステリーがすごい!’91年版
別冊宝島編集部編

作家 雑誌、年間ベスト、定期刊行物
出版日1990年12月
平均点4.50点
書評数2人

No.2 6点 kanamori
(2010/07/26 21:46登録)
創刊第3号の本書からタイトルの年次が”翌年度表示”に改められた。欠版があったわけではないので、対象作品は従来どうりで、直前1年間(89年11月~90年10月出版)です。

企画としては前号と大きな変化はないが、巻末に対象期間に出版された作品リストがついたのはありがたい。

ランキングを見ると、海外部門の盛況ぶりがすごく、話題作が目白押しで、ベスト3の「薔薇の名前」「ブルー・ベル」「ブラック・ダリア」の”花タイトル3作”は、通常だといずれもベスト1ではと思うほど。「薔薇の名前」は20年間積ん読状態で未読なんですが(笑)。
国内部門は、第1位の大沢のブレイク作「新宿鮫」を始め、ハードボイルド・冒険小説がこの年も元気だった。

No.1 3点 江守森江
(2010/05/14 00:07登録)
基本的に年刊雑誌なので採点は一律の3点。
刊行された「このミス」を最初の号から見たくて図書館で蔵書検索したら’88年版・’89年版は近場に蔵書が無く、’90年版は出版されていなかった。
そして、この’91年版は対象期間が2年間と異例になっていた(※下に補記あり)
プロフィール通りに海外翻訳ミステリーへの興味が薄いので、当然ランキングも興味が無い。
国内ランキングをざっと見渡すと悲しいかなベスト10全てが未読で、これから読んでみようかな!と思う作品すら無かった。
さらには「何でもミステリーの範疇に含めるなよ!」と愚痴りたくなってしまった。
個人的に気になり読んでみたいのが13位の連城三紀彦「どこまでも殺されて」だけだった。
その他の個人的注目作品は「消失」「ロートレック荘〜」辺り。
※補記
私的に反省する為に敢えて間違いは訂正しません(興味の湧かない作品ばかりでざっと眺めただけにしても、もっと早く気付くべきでした)
発行と投票期間に関してはkanamoriさんの書評の通りですm(_ _)m

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