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ミステリの祭典

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幻の女

作家 香納諒一
出版日1998年07月
平均点6.00点
書評数2人

No.2 5点 りんちゃみ先輩
(2010/06/17 21:05登録)
長いし地味だし、途中何度か読みを断念しそうになったが最後まで読んで「まぁ楽しめた」です。自分はヤクザが絡んだ物語はどうも引いてしまいます。文庫版巻末解説にあった、捨てられた「幻の女」の波瀾万丈版及び本格推理版を是非読んでみたいものだと思う。

No.1 7点 kanamori
(2010/05/08 16:31登録)
数年前に不倫関係にあった女性と再開した直後その女性が殺される。主人公の弁護士が彼女の生い立ちを調べると全く別人の過去が立ち現われ、謎の集団が動き出す。彼女はいったい何者だったのか?
ストーリーを要約してみてあまりのベタな展開に萎えそうになりましたが、おじさん世代のハードボイルド読みにとっては結構おもしろく読めました。最後の彼女からの手紙の文面がよかったですね、余韻の残る終わり方です。

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