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ミステリの祭典

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新・本格推理04赤い館の怪人物
二階堂黎人編

作家 アンソロジー(国内編集者)
出版日2004年03月
平均点4.50点
書評数2人

No.2 5点 kanamori
(2011/01/03 15:36登録)
アマチュア投稿マガジン、新シリーズの4年目。
青木知己氏、園田修一郎氏、鷹将純一郎氏など、入選者が常連化して多少マンネリ感があります。
なかでは、鷹将氏の「金木犀の香り」が篇中のベストで、文章がプロ・レベルに達しているように思います。
この時は、新しい感性をもった方の登場を期待したのだが。

No.1 4点 Tetchy
(2010/05/03 22:39登録)
今回は退化した印象は否めない。全体的に小粒というか二番煎じのような印象を受けた。というのも今まで採用された作者の作品が載っているのだが、それらの作品の傾向が前作と似ており、アレンジが違うだけとどうしても思ってしまった。どの作品も諸手を挙げて絶賛できるものでもなく、何らかのしこりが残るので、カタルシスまで届かないのだ。

選者二階堂黎人がちょっと趣味に走ってきた感じが今回はした。前作で面白くなるだろうと思っていただけに残念だった。次回はどうだろう?

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