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ミステリの祭典

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義経はここにいる
古美術研究家・南条圭

作家 井沢元彦
出版日1989年10月
平均点4.50点
書評数2人

No.2 3点 TON2
(2012/11/05 22:26登録)
古美術研究家の南条圭が探偵役。
義経は果たして平泉で死んだのか、北へ逃げたのか。この謎は、中尊寺のミイラと堂の配置から、平泉で死んだと考えられる。中尊寺は、義経の怨霊鎮めの役割を持つという。
この作者は、同じようなテーマで何冊も書いているみたい。

No.1 6点 kanamori
(2010/05/01 18:52登録)
著者お得意の歴史ミステリ、シリーズ探偵・南条圭登場作品。
タイトルから想像するほど、義経北行伝説に関する考察には多く触れられてはいなくて、中尊寺金色堂と藤原氏のミイラの謎が中心ですが、これがなななか面白かった。
現代の殺人事件はアリバイトリックもので、義経の首運搬の逸話と絡めた点は良ですが、伏線が丁寧過ぎて真相がミエミエなところが惜しい。

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