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ミステリの祭典

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兇弾
禿鷹シリーズ

作家 逢坂剛
出版日2010年01月
平均点5.50点
書評数2人

No.2 6点 あびびび
(2011/07/05 18:55登録)
恐怖の悪徳刑事・禿鷹シリーズ外伝らしいが、それなりに雰囲気は伝わってきた。要は警察機構の資金源を巡る内部告発…。

現職刑事と、元暴力団?が手を組んでそれを暴くと言う途方もない物語だが、一番存在感があったのは極道を罠にかけ、使いまわした挙句、射殺した刑事主任の岩動寿満子。確かに、開き直り、一戦を超えると女性の方が残酷かも知れない。

No.1 5点 kanamori
(2010/03/06 12:59登録)
悪徳警官もの、禿鷹シリーズ外伝。
シリーズものなのでこれだけ読んでも楽しめないだろう。
(以下ネタバレ)
前作で主人公が殉職しているので、まさかの続編というか外伝。神宮署の裏金証拠書類の争奪戦だけで、ここまで話を創るのはさすがだが、逆に言うとただそれだけの話。最後の携帯電話の意味がわからない、さらなる続編があるのか?

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