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ミステリの祭典

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密約幻書

作家 多島斗志之
出版日1989年05月
平均点8.00点
書評数3人

No.3 7点 蟷螂の斧
(2012/06/12 08:03登録)
歴史ミステリー+スパイ小説といった趣の作品です。どんでん返しも用意されており楽しめました。ただ、読み終わって、果たして主役は誰だったんだろう?と疑問がわきました。この点がマイナス要因です。

No.2 9点 こう
(2010/04/26 00:23登録)
「龍の議定書」同様国際謀略小説のお手本と思える作品で巧みなプロットが光ります。ラドラムの初期作を彷彿とさせる作品でした。ただ「龍の議定書」同様あまり当時でも今でも需要のなさそうなテーマではあります。
 エンターテイメント小説としては最高なので是非再販してほしいです。

No.1 8点 kanamori
(2010/03/03 20:05登録)
著者初期の数ある国際謀略ミステリ群の集大成といえる傑作。
とにかく予想を裏切るどんでん返しの連続技がすごすぎる。この騙しのテクニックは本格ミステリの秀作に通じると思う。

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