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ミステリの祭典

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青春デンデケデケデケ

作家 芦原すなお
出版日1991年01月
平均点6.50点
書評数2人

No.2 5点 蟷螂の斧
(2012/08/17 09:35登録)
ミステリーではないので本サイトの趣旨と異なると思いますが、先人の書評があったので読後、追随してしまいました。本作は映画化(1992大林宣彦監督)され、そちらを先に観ています。青春バンド物語です。著者とは同世代であるので相通ずるところがかなりあり、バンド演奏場面ではおもわず目頭があつくなってしまいました(笑)。著者は50、60年代ロックについて幅広いのですが、私はベンチャーズ(2008.マドンナと同時にロックの殿堂入り)オンリーで、今でもカラオケをバックに一人ベンチャーズを楽しんでいます。”電気ギター”が「テケテケテケ」でなく「デンデケデケデケ」(パイプライン)がいいですね。

No.1 8点 makomako
(2010/07/18 07:26登録)
作者が直木賞をとった作品。片田舎で何も知らない若者がバンドを組んでといった話でミステリーとはいえないが、同年代の私にはきわめて共感が深い。出てくる音楽もほとんどがかってなじみだったものばかり。われわれの青春時代を髣髴させてくれる。友人に勧めたら「三丁目の夕日」といわれた。そうかもしれない。

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