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ミステリの祭典

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難民探偵

作家 西尾維新
出版日2009年12月
平均点6.00点
書評数2人

No.2 7点 虫暮部
(2014/09/19 12:26登録)
 この程度の謎をこれだけのページ数に拡大して、しかもしっかり面白いというこの作者の語り口はえらく巧みであると、改めて思う。“就職活動が上手くいかず、人気作家である叔父の許に居候することになった”というだけの序章でこれだけ読ませるとは。
 “売れた作家は人格が崩壊する”って自分のことか? “出版社には警察も手を出しにくい”って何かの批評か? 等と勘繰りたくなるエピソードを、よりによって“講談社創業100周年記念出版 書き下ろし100冊”にぶつけてくる、メタ的に際立った1冊(というところも作者は意図していると思う)。

No.1 5点 ayulifeman
(2012/02/14 00:03登録)
西尾維新初体験。キャラが濃く感情移入が難しいが軽快な文章で読みやすい。最近のネットカフェは快適そうですね。

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