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ミステリの祭典

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鹿男あをによし

作家 万城目学
出版日2007年04月
平均点6.50点
書評数2人

No.2 6点 ボンボン
(2013/05/05 09:18登録)
期待していなかった分、驚くほど面白かった。発想が珍しいし、謎解きも散りばめられている。キャラクターがそれぞれ印象深い。質のいい漫画に近い感じか。

No.1 7点 江守森江
(2009/11/23 22:40登録)
大衆文学の旗手と云える作者だが作品がどんな分野に属すのか判断出来ない。
一応ファンタジーになるのだろうか?
この作品はドラマを観て原作を読んでみたくなった。
歴史、SF、青春(学園)、ミステリーをごちゃ混ぜにしたドタバタコメディファンタジーとでも称せばよいのだろう。
上記の要素全てが程よくマッチして読書の楽しさが満喫出来た。
「サンカク」とは何?とか鼠の使い番は誰?とか、随所に謎が提示され、伏線も回収しながら大団円を迎える点で素晴らしい妄想ミステリーだと判断して、ここに書評を記載する気になった。
自分がドタバタ物好きである事も再認識した。
作品に登場する「マイ鹿」だけでなく「マイ馬」も合わせ「マイ馬鹿セット」なんて如何だろう!
※余談
ドラマでマドンナ役の柴本幸が真野響子の娘と知って、色々な意味で溜め息が出た。

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