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ミステリの祭典

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ハッテラス・ブルー

作家 デイヴィッド・ポイヤー
出版日1994年03月
平均点5.00点
書評数2人

No.2 4点 ◇・・
(2022/08/30 19:37登録)
作者は海軍兵学校出身者で、小説の舞台であるハッテラス岬に詳しい。海底の様子やダイビングのテクニック、水中爆破作業など、深い経験に裏付けされた描写には迫力がある。
物語は、一九四五年と現代のハッテラス岬が交互に描かれていく。登場人物と歴史的事実の結びつきが安易で、ご都合主義なところが見受けられ、終結は冒険小説特有のハッピーエンドで終わり残念。

No.1 6点 Tetchy
(2009/10/04 21:03登録)
サルベージ業を営む主人公のところに、第二次大戦中に撃沈させられたUボートの回収の依頼が来る。
それにナチスの第二次大戦時の機密事項を交えるという、冒険小説の王道を行く設定。
でも前の雪山の話よりかは断然良かった。こちらの方がこの作家の本領なのだろう。

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