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ミステリの祭典

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シルバー村の恋

作家 青井夏海
出版日2009年07月
平均点6.50点
書評数2人

No.2 6点 kanamori
(2010/06/30 20:22登録)
東京近郊に住むある一家のメンバーを各話の主人公にした連作ミステリ。
初期の日常の謎系のテイストを踏まえた家族小説風のミステリですが、それぞれの作品で探偵役が変遷していく点などちょっと凝った構成が面白い。

No.1 7点 江守森江
(2009/09/02 05:16登録)
地方都市のコミュニティセンターを舞台に、ある家族が巻き込まれる様々な事件を描いた「ご近所&家族ミステリ」連作短編集。
各話の主人公が家族内でチェンジする形式。
更に、各話で犯人以上に意外な人が探偵役を務めたりする。
伏線や細かな気付きは、本格ミステリ作家クラブの機関誌「ジャーロ」に掲載された(先の3話)作品らしいデキにある。
更に、ダブルミーニングやミスリーディングの手法が現在その分野のミステリを牽引する‘道尾秀介’を思わせる(思い切り影響を受けたかも?)
そして、人間模様のダークな部分を描きながらもハートウォーミングに纏めたのは作者の真骨頂で素晴らしい作品集に仕上がった。
作者にとっては「赤ちゃんをさがせ」以来の傑作と云えるだろう。

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