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ミステリの祭典

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QED 百人一首の呪
QEDシリーズ

作家 高田崇史
出版日1998年12月
平均点4.62点
書評数26人

No.6 4点 keisuke
(2003/02/05 10:59登録)
百人一首の知識がほとんどなかったので、歌を並べるところを読んでいて、ん〜・・・。というより、知識云々以前に今までまったく百人一首に関心がなかったから・・・。最後の事件解決はおもしろかったです。作品名からして先に百人一首にもっと触れとくべきだった、反省・・・。

No.5 7点 もよもよ
(2002/12/25 22:04登録)
理系の作者が書いた文系ミステリ。
百人一首の謎の解明も文系的だと思う。(魔方陣とかだと私には理解できないので助かった。)
私は、百人一首の謎と殺人事件のバランスは、上手く取れているように感じた。探偵役のこねる理屈(薀蓄というほどではない)も適度。
キャラクターはまだあまり作り込まれていない気がするので、今後に期待します。
この手の「謎」はすぐネタが尽きそうなのに、あと4作も書かれているのがスゴイと思う。

No.4 7点 じゃすう
(2002/10/31 20:30登録)
私は、いろいろでしゃばったりする女性よりも、この作品のヒロイン・奈々さんのように振り回されっぱなしの方が好感が持てました。
謎のほうも、めんどくさいと言えばそうなんですけど、それに見合うだけの感動は用意してくれていたと思います。
薀蓄についても、ちゃんとした知識や、引用に基づいていて、雰囲気を盛り上げる役割をきちんと果たしていたと思います。よって「頭でっかち」とか「冗長」には感じませんでした。

No.3 5点 バナナフィッシュ
(2002/09/20 13:40登録)
華麗なる謎<というよりは面倒くさい謎という印象だった
星形の結界はわかりやすかった 

No.2 5点 桜緋女
(2002/03/08 01:49登録)
百人一首のなぞとか割と好きだから面白かった。
でも、語り手の女のコがうざかった。
被害者の見た幻影については、それが見えたのまでは
良いんだけれども、あれだけ百人一首に凝ってたんなら
素直に百人一首の情景として幻を見ると思う。

No.1 3点 alchera
(2001/11/25 21:48登録)
面白くないこともないのですが、こういった歴史検証物にありがちな煩雑な部分が多すぎて、読むのは辛かったです。創作部分なしの方がすっきり書けたのでは?

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