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ミステリの祭典

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神津恭介の回想
神津恭介シリーズ

作家 高木彬光
出版日1996年06月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 江守森江
(2010/07/27 09:36登録)
書評1000件一番乗りバンザイ!ばんざい!万歳!
記念すべき1000件目は一番好きな名探偵・神津恭介で飾ろう!
ここまでは予定通りだが、悲しいかな本作は、埋もれた作品の復刻作品集(5話収録)でしかない。
しかも別作品や長編として改稿された為に埋もれていた作品達を平成シリーズ(一部の神津ファンには黒歴史)発行に抱き合わせして纏めた感が、ありありとしていて残念でもある。
唯一の楽しみは鮎川哲也でも言える事だが、本作(原点)と改稿作品の読み比べだけであろう。
それでも、読み比べると改稿での工夫などが見えて楽しいのは間違いない。
※読み比べガイド(前が本作収録作品)
「死せる者よみがえれ」→百谷シリーズ「破壊裁判」
「白魔の歌」→長編化
「四次元の目撃者」→「死を開く扉」
「緑衣の女」→「小指のない魔女」
「火車立ちぬ」→「火車と死者」

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