七つ星の首斬人 |
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作家 | 藤岡真 |
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出版日 | 2009年07月 |
平均点 | 3.50点 |
書評数 | 2人 |
No.2 | 4点 | あるびれお | |
(2009/12/10 05:24登録) これはわたしのせいかもしれないが、どうにも読むことに集中できなかった。そのため、物語がとても拡散してしまった印象を受け、謎解きに至ってもカタルシスを感じられずに終わってしまった。藤岡さんの騙しのキレに期待していたのだけれど、ちょっと残念だった。 |
No.1 | 3点 | 江守森江 | |
(2009/09/18 02:30登録) 「騙しの職人が放つ直球な犯人当て」の謳い文句に煽られ、より楽しむ為「ゲッベルス〜」「六色金神〜」を先に読み備えた。 前記2作の騙しは、脱力感を伴うが楽しめる。 今作だが、肝心の密室トリックや気付きの一部が有栖川「スイス時計の謎」収録短編からの転用に呆れた。 犯人隠蔽も数多の作品で使われた手口で、全体的に寄せ集め感が漂う。 解決編が告白形式でロジカルではなく残念。 伏線の回収や広げた話を纏める技量からも"騙し"に特化した作品の方が持ち味が活きる。 |