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ミステリの祭典

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夢見る黄金地球儀

作家 海堂尊
出版日2007年10月
平均点4.50点
書評数2人

No.2 4点 E-BANKER
(2010/02/24 21:32登録)
作者としては珍しく、医療モノ以外のミステリー。
ただし、事件の舞台はいつもの桜宮市で、登場人物の中にも旧知の2人が出てきます。
ストーリー的には中途半端ですねぇ。「褒めるところ」が1つもありません。
ドタバタ劇の末、最後は丸く収まるのですが、純粋な意味でのミステリー作家としての氏の力量には疑問符をつけざるを得ません。
まぁ、いつものようにキャラクターは立っているので、こういう作風が好きな方はどうぞ。

No.1 5点 江守森江
(2009/07/24 04:39登録)
ミステリ系レーベルから出版されているが、薄味なミステリ色を纏ったドタバタコメディ。
作者初の医療を扱わない作品で、その為か評判が良くない。
しかし、この作者の全作品が同じ世界を描きリンクしている為に素通りしにくい。
「ナイチンゲール〜」でヒロインだった小夜のその後も描かれ、作者のファンには嬉しい。
堅苦しい作品の後で息抜きとして読むなら評判ほど悪くないと思う。

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