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ミステリの祭典

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数学的帰納の殺人

作家 草上仁
出版日2009年05月
平均点5.50点
書評数2人

No.2 8点 虫暮部
(2013/10/16 06:43登録)
面白かった。
  ただ、ラスト付近で、呼び出された主人公が、殺されかねないのを承知の上で会いに行くのは、腑に落ちない。
 “ガスの元栓”の件も、なんだそれは、という感じ。
 最後の最後でいきなりSFになったな~、というのはまぁいいか。

No.1 3点 江守森江
(2009/08/29 18:36登録)
作者がミステリ畑でないと知りながら論理的パズラーを期待させるタイトルに釣られて手にしてしまった。
カルト宗教にまつわる事件の真相を女主人公が究明する話で、ハードボイルド風な展開。
半分辺りでフーダニット興味がなくなり、後半はホワイダニット追求サスペンスだった。
ちょこまかと書かれ鬱陶しい数学的な話は飛ばし読み可能。
サスペンスなくせに長くてクドい解決編も退屈だった。
褒め所がエピローグな最終3ページだけだった。

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