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ミステリの祭典

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南アルプス殺人峡谷
レジャー・ライター釣部渓三郎

作家 太田蘭三
出版日1986年07月
平均点4.50点
書評数2人

No.2 5点 蟷螂の斧
(2013/01/19 21:01登録)
死体の所持品の中にあった「毛ばり」(釣用)は年代物で、特注品。これを追うことが、事件解決の道へと繋がります。釣に関する小道具の使い方がうまいですね。

No.1 4点 江守森江
(2010/08/11 01:05登録)
先日、久々に土曜ワイド劇場放送の2時間ドラマ版のビデオを観た。
ドラマ放送当時に原作シリーズを順次パチンコの新装開店並びの時間つぶしで読んだ(結構シリーズ継続したハズ)
更に、主役を釣部から脇役だった蟹沢に変えたシリーズや顔の無い刑事シリーズに綿々と受け継がれた(そちらは事故入院時に読んだ)
社会性やミステリー色は極力抑えた変形トラベル(アウトドア・レジャー)・ミステリーとしては楽しく読めて暇つぶしに重宝した。
渓流レジャーの案内に主力を置いているので、ミステリーを含む小説部分は非常に金太郎飴的マンネリ感に満ちて安定している。
特に、釣部のもじもじした中年男の恋愛がシリーズの読み所で楽しかった。

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