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ミステリの祭典

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片眼の証人
ペリイ・メイスン 別題「片目の証人」

作家 E・S・ガードナー
出版日1956年09月
平均点6.50点
書評数2人

No.2 6点 弾十六
(2019/08/18 00:17登録)
ペリーファン評価★★★★☆
ペリー メイスン第36話。1950年11月出版。ハヤカワ文庫で読了。(なお、以下はAmazon書評の転載です。いずれ再読したらあらためて書きます。)
冒頭にメイスンは登場しませんが、すぐ電話で呼び出されます。少し日本人の血が混じっているという煙草娘にローリイを注文。ドレイクは寒い時にうってつけの特製バター入りラム酒(セルビイ検事の敵A.B.C.も大好きなヤツです)をメイスンに振る舞います。メイスンのコーヒーの好みはクリームと砂糖入り。行く先々で死体にぶつかるメイスンはトラッグにしつこく付きまとわれ、不動産取引のついでにデラにプロポーズ。メイスンの無茶な冒険はありません。法廷場面は予審、バーガーが登場。眼鏡講義の後、最後はデラの才能が発揮され、劇的な証言シーンを経て、ちょっと複雑すぎる解決に至ります。
(2017年4月9日記載)

No.1 7点
(2009/02/07 21:31登録)
まさかガードナーにこんな手を使われるとは全く予想していなかったので、不意をつかれて驚かされました。そのトリックも、法廷での、裁判進行の規則をほとんど無視しまくった真犯人指摘より前に明かされます。
最後に、匿名者からの依頼の経緯などすべての出来事を関連付けてみせるあたりは、ちょっとあざとい感じもしましたが、いかにもベストセラー作家らしいストーリー・テリングの法則に則ったまとめ方です。

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