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ミステリの祭典

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さらば提督
刑事コロンボ

作家 リチャード・レビンソン&ウィリアム・リンク
出版日1979年01月
平均点5.00点
書評数2人

No.2 4点 青い車
(2019/11/14 23:33登録)
 あくまでも映像版のみの感想ですが、刑事コロンボでもっとも愛着の薄いエピソードはどれか、と訊かれたら迷わずこれを挙げます。それは私がこのドラマでお決まりの型に思い入れがあり、コロンボはかくあるべしという拘りが強いからでしょう。中盤のサプライズはワクワクするどころか逆に失望を感じさせるものでした。このドラマはいい奴であれ悪い奴であれ、頭がいい奴であれ間抜けな奴であれ、犯人には何かしらの掘り下げがあってこそのシリーズだと実感する一作です。

No.1 6点 大泉耕作
(2011/12/22 21:41登録)
コロンボシリーズでは異色の非倒叙ミステリ。
本書はドラマ本編にもっと肉付けして出版されたようで、ドラマ以上に本格ミステリやドラマ自体の品質がアップして、ノベライズ版成功の一例かと思われます。(褒めすぎかな・・・)
ドラマにはない、最後の台詞にはゾゾッと来ました。

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