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ミステリの祭典

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死の方程式
刑事コロンボ

作家 リチャード・レビンソン&ウィリアム・リンク
出版日1982年10月
平均点4.00点
書評数2人

No.2 4点 青い車
(2019/09/15 10:35登録)
 コロンボの推理がほとんど見られず、全体的に大味でミステリマニアには受けないエピソードかと思います。個人的にも残念ながらシリーズ中で下位の出来だと思いますが、ファンが多くいる回でもあり、それは特有のインパクトによるところが大きいでしょう。葉巻に爆弾を仕込むという犯行、ロープウェーでの逆トリック、そしてロディ・マクドウォールによる軽妙な演技と、4点を付けましたが時々観返したくなる魅力があります。

No.1 4点 江守森江
(2010/05/10 04:43登録)
事件と捜査過程はいつも通りな感じだが、犯人が使った葉巻の箱の爆弾を利用して、ロープウェイで逃げ出せずタイムリミットが迫る状況で罠に掛け、爆弾処理させ落とす解決編は秀逸。
しかし、この作品の肝であるコロンボの心理的な揺さぶりを堪能するならドラマの方が断然良い。

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