home

ミステリの祭典

login
川に死体のある風景
歌野晶午・綾辻行人・有栖川有栖ほか

作家 アンソロジー(出版社編)
出版日2006年05月
平均点6.00点
書評数2人

No.2 5点 HORNET
(2013/02/16 10:44登録)
「水底の連鎖」が、ありえないと思うが発想が秀逸。「捜索者」は山岳が舞台となり、「川」がテーマになった作品という色があまり感じられないが、謎解きとしては一番面白かった。「悪霊憑き」は綾辻行人らしい短編。「この世で一番珍しい水死人」佳多山大地、「桜川のオフィーリア」有栖川有栖は別の短編集に収録されていたので既読だった。

No.1 7点 vivi
(2008/12/20 02:24登録)
川とそこにある死体というシチュエーションで、
六人の作家が作品を書いています。
それぞれの作品のあとには、各作家の後書きもあり、
本格からホラーテイストのものまで、
バラエティーに富んだ作品が楽しめました(^^)

佳多山大地氏の初小説が読めたのが興味深かったですね。
(かなり面白かった!)
有栖川氏のは『女王国の城』への関連もあります。
綾辻氏の京極堂への挑戦状(?)も面白かった(笑)

こんな風にシチュエーションを共通させて作品を書くというのも、
アンソロジーならではですよね♪

2レコード表示中です 書評