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ミステリの祭典

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最期の声
ピーター・ダイヤモンドシリーズ

作家 ピーター・ラヴゼイ
出版日2004年01月
平均点6.50点
書評数2人

No.2 5点 nukkam
(2015/10/12 23:03登録)
(ネタバレなしです) 2002年発表のピーター・ダイヤモンドシリーズ第7作で、被害者がダイヤモンドの愛妻ステファニーということで読者に衝撃を与える作品です。感情を抑えて地道な捜査で犯人に少しずつ迫っていくダイヤモンドの描写で読ませます。ただ私は本格派推理小説を偏愛している読者なので、登場人物リストにマフィア、詐欺師、テロリスト、情報屋、恐喝屋、チンピラといった本格派推理小説とは相性のよくない人物がずらりと並んでいたのであまり期待しないで読んでしまいました。ちょっとした伏線はあるものの推理の要素は少なく、個人的には本格派推理小説とは言い難いと思います。

No.1 8点 あびびび
(2010/10/23 17:41登録)
警視・ダイヤモンドのシリーズ。これまで捜査に行き詰る毎に妻のステファニーに冷静かつ慎重な意見を聞き、事件を解決してきたピーター・ダイヤモンド警視だが、なんとその妻が殺されると言う設定はファンにはありえない話。

しかしそれが現実に起きて、「地獄以上の苦しみ」を経て最後に事件を解決するのだが、この犯人も意外や意外…。いやここのメンバーなら容易いかもしれないが、これからどうなる?ダイヤモンドシリーズ!

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