| 殺人のH キンジー・ミルホーン |
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| 作家 | スー・グラフトン |
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| 出版日 | 1992年06月 |
| 平均点 | 5.50点 |
| 書評数 | 2人 |
| No.2 | 5点 | レッドキング | |
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(2026/01/27 22:05登録) キンジーシリーズ”H”の巻。保険金詐欺調査の探偵仕事に絡み、官憲からの半ば恐喝で、詐欺グループへの潜入調査を引き受けざるを得なくなったヒロイン。詐欺グループのラテン臭フンプン漂う描写と、チック症ボスキャラのフリーク具合が、すばら・・もとい、おぞましい(^^; にしても、ヒロイン キンジー、サイコボス相手に一歩も引けを取らない、何という、短気さ凶暴さ・・(*_*; 好色・猟色癖ともかく、もちぃっと、忍耐力ないと、探偵として、どなのかねぇ(◞‸◟) |
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| No.1 | 6点 | 空 | |
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(2012/06/16 19:49登録) 自動車保険詐取が疑われる事件の調査から始まって、キンジーが警察の囮捜査を手伝う破目になるという展開で、後半は彼女がその詐欺グループと行動を共にする流れになります。というわけで、最後は逮捕に至るわけではありますが、捜査小説よりもむしろ犯罪小説的な話になっています。キンジーが詐欺に加担したりするところ、なかなか楽しく読ませてくれます。 ただし最後のオチは、このストーリーの必要性に根本的な疑念を抱かせるように思えて不満でした。個人的には、ドーラン警部補に少しは活躍の場を与えてもらいたかったですね。最初にちょっと出てきたタイタス副社長の存在は、結局次回作設定のためだけだったようです。 なお、タイトルの「殺人」が重要な要素でない(起こらなくても話は成り立っていた)ところには、Hで始まる他の言葉はなかったのかなと思えました。日本語なら「保険」がそうですけど。 |
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