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ミステリの祭典

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死のオブジェ
キャシー・マロリー

作家 キャロル・オコンネル
出版日2001年08月
平均点5.50点
書評数2人

No.2 6点 八二一
(2025/03/20 20:28登録)
画廊で起きたアーティスト殺しは、12年前にマーゴヴィッツが追っていた猟奇殺人と繋がっているのか。
ニューヨークのアート界という伏魔殿が産んだ歪んだ愛憎と意外な動機が光る作品。

No.1 5点
(2023/10/02 21:36登録)
キャシー・マロリー刑事(作中では「巡査部長」と階級表記)のシリーズ第3作。なお、彼女は自分をただ「マロリー」とだけ呼んでくれと言っています。美術界で起こった事件で、邦題は作品、原題("Killing Critics")は美術評論に焦点を当てています。
天才ハッカーのマロリーですが、本作ではむしろ彼女の並外れた身体能力が誇示される作品です。年老いたとは言え元オリンピックの金メダリストである美術評論家クインとフェンシングの試合をやったり。このシーンは、ただクインを心理的に追い詰めればいいだけで、試合が必要だとは思えません。このクインは礼儀正しい好人物ですが、いったい何考えているんだかというところもあります。
捜査妨害をしてくる刑事局長に関する描き方が最後中途半端なのは不満でした。また、クライマックス、「その人物」はどうやって部屋に入ったのか等、論理的な疑問もあります。

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