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ミステリの祭典

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夜と昼の神話
幻の近江京、幻の銅鐸、幻の騎馬王朝、幻の貴人古墳、幻の法隆寺

作家 邦光史郎
出版日1981年11月
平均点7.00点
書評数2人

No.2 7点
(2010/09/06 21:58登録)
殺人事件のアリバイ崩しより、古代史の推理が楽しめました。

No.1 7点 makomako
(2008/11/02 15:25登録)
邦光史郎の歴史推理シリーズは日本古代史と推理が同時に楽しめる。探偵の神原東洋は陰気で現代文明嫌い女嫌いなうっとうしいおじさんだが薀蓄はなかなかのもので、邪馬台国の話や三王朝交代説を基にしたような古代王朝の変遷を述べるあたりは古代史に興味があるものにとってはなかなか面白い。本格推理、古代史、超能力、ロマンス、エロティシズムを盛り込んだサービス版ともいえる。最近あまり評価されていないしこのサイトにも採りあげられていなかったが、私的には結構好きな作品です。

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