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ミステリの祭典

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遠い約束

作家 光原百合
出版日2001年03月
平均点6.00点
書評数2人

No.2 7点 Tetchy
(2010/03/20 22:58登録)
主人公吉野桜子は作者が光文社の『本格推理』シリーズに投稿していた時のペンネームである。
従ってこの吉野桜子作者自身を投影した人物であるのは想像に難くない。従ってその文章からは自身がようやく憧れのミステリ作家になれた歓びが満ち溢れているのだが、いささかはしゃぎすぎて苦笑を禁じえないのも確か。

ミステリとしての難度はかなり低いが、ミステリへの愛情はひしひしと感じられた。最後の大叔父の手紙には、胸を打たれた(こういうのにホント弱い)。

ミステリ好きな高校生が読むと堪らんのだろうな。

No.1 5点 江守森江
(2009/05/22 07:56登録)
何故ミステリ・サークルの無い大学に進学してしまったのだろう、と後悔してしまった。
大学生活でのミステリ・サークル活動を疑似体験したいなら是非とも!

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