| 探偵のG キンジー・ミルホーン |
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| 作家 | スー・グラフトン |
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| 出版日 | 1991年06月 |
| 平均点 | 4.00点 |
| 書評数 | 2人 |
| No.2 | 3点 | レッドキング | |
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(2026/01/12 22:39登録) キンジー・ミルホーンシリーズ "G"の巻。失踪した老婆探しの依頼仕事で、西部の砂漠地を冒険する女探偵キンジー。老婆の正体の謎を追うミステリと、過去の仕事に逆恨みを受けて、狂気の殺し屋に追われるサスペンスの二頭立てにして、シンプルなハードボイルドが疾走する。身辺警護役ガードマン男とのロマンス(ま、〇uc〇ネ)も付く。米国社会の底辺を生きる人間達と、けして高級とは言えないミドルジャンクなグルメ描写(じつに旨そ)が、相変わらず見事。 |
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| No.1 | 5点 | 空 | |
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(2013/09/07 22:06登録) アンソニー賞・シェイマス賞を受賞した作品ということなのですが… キンジーが殺し屋に狙われ、彼女の護衛をすることになったディーツとの関係というかやりとりというか、それは楽しいのです。ヘンリーやヴェラ等の脇役登場人物たちもなかなか魅力的ですし、砂漠地帯の情景も、キンジーが手掛けている(殺し屋の一件とは無関係な)依頼人の母親捜索事件の雰囲気をよく伝えてくれます。 しかし、事件展開のおもしろさについては、既読の『B』や『H』に比べると、今ひとつといった感じがします。特に殺し屋に命を狙われているのに、キンジーにもディーツにも、コメディじゃないんだからと言いたくなるような間の抜けたところがあるのです。クライマックスにおける決着の付け方も、まあ意外性があると言えなくはないのですが、幸運でしたねえとしか思えません。 ちょっと期待が大きすぎたということでしょうか。 |
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