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ミステリの祭典

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雪と罪の季節
ヘンリ・ティベット

作家 パトリシア・モイーズ
出版日1980年09月
平均点5.50点
書評数2人

No.2 5点 ボナンザ
(2017/07/25 21:44登録)
最後のどんでん返しはそれほどの衝撃がないものの、中々の良作。
とはいえ最後の展開はこのシリーズではワンパターンで、警察なのに私立探偵みたいな冒険をするのはいかがなものか。

No.1 6点 nukkam
(2014/09/09 12:58登録)
(ネタバレなしです) 1971年発表のティベットシリーズ第10作の本格派推理小説で、秋のスイスと冬のスイスが描かれていており、スイス料理のラクレット描写が実に美味しそうです。解決はやや駆け足気味ですが、3人の女性が交代で語り手役を務めているのがプロットの工夫になっており、ちょっと変わった趣向のタイムリミット・サスペンスが実にいい効果を演出しています。

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