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ミステリの祭典

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狂乱廿四孝

作家 北森鴻
出版日1995年09月
平均点5.50点
書評数2人

No.2 5点 makomako
(2008/10/12 16:25登録)
歌舞伎が好きならきっともっと興味がわいたと思いますが、歌舞伎のことが何も分からないものが読むと名前のややこしさ(なんせ出てくる名前が難しい上に山崎屋とか音羽屋とか言う掛け声で出てくる名前で呼び合ったり、本名で呼んだりそのたびに説明がついてはいるがやっぱり分かりにくかった)があり、ようやく何とか理解したと思っていたらなかなか複雑な終局となりやっぱり混乱してしまった。はっきりいってちゃんと理解できたかどうか怪しいものであるが、江戸の雰囲気はなかなかよろしい。歌舞伎が好きだったらもっと良い評価となると思う。

No.1 6点 ギザじゅう
(2003/04/05 20:54登録)
河鍋暁斎の『幽霊画』の謎と殺人事件を、実在の人物を登場させ上手く料理している。
澤村田之助を描いたひとつの小説としてもおもしろい。

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