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ミステリの祭典

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仮面の情事―プラスティック・ナイトメア

作家 リチャード・ニーリィ
出版日1991年09月
平均点6.67点
書評数3人

No.3 6点 人並由真
(2026/01/02 06:41登録)
(ネタバレなし)
 1978年のアメリカ作品。

 数か月前に、出先のブックオフの100円棚で遭遇。
 思い起こせばニーリィを読むのは、2014年にリアルタイムの新刊で『リッジウェイ家の女』を手にして以来である。
 で、これは読み残しの一冊で、久々に……という気分で購入。元旦が過ぎた深夜、1月2日の早朝から読み始めた。ちなみに映画の方は未見。
  作中の時系列での重要なイベントの自動車事故が大晦日の深夜の直後、その年の元旦の早朝に起きていて、妙な暗合に笑った。

 で「さすがに、真相の大ネタはこれしかないだろう!?」という予断で読み進み、それに関しては、まあムニャムニャ……だった。
 が、ストーリーテリングの妙で読ませ、さらに良い意味での力業で唸らせる。
 ただしその一方で、法医学がさらに進んだ21世紀の現在なら……だろうな、とも思う。
 
 クロージングの独特な余韻はいいかも。

No.2 7点 蟷螂の斧
(2013/07/17 12:46登録)
後発の類似モチーフの作品で衝撃を受けたことがあります。よって、免疫ができてしまっていましたね(笑)。どんでん返しのある作者(作品)は、身構えて読むので、評価で損をする?。また同様のモチーフの作品であれば、読んだ順で損をする?ということがありますね。そんな印象を持ちました。夫にも恋人にも愛されなかった女性が哀れでした。

No.1 7点 こう
(2008/08/25 00:04登録)
 これもニーリィ節炸裂のサイコサスペンスです。同タイトルで以前映画化もされています。
 主人公ダンが病院で目覚めるところからストーリーが始まり自分が崖から転落して瀕死の重傷を負い体はぐちゃぐちゃ、顔は手術で元にもどったが、記憶が全くもどらない。退院後記憶はさっぱり戻らないが、同乗した妻はほぼ無傷であり、それ以外にも様々な疑問点がでてきて、という作品です。
 当然のごとくのどんでん返しも用意されていますがニーリィの他作品に比べると素直な作品でひねりは小さく予想しやすいです。
 真相は警察捜査がしっかりしていれば、こんな事件が起きなくてもすぐにわかる内容なので、つっこみどころはあると思いますが叙述トリック、どんでん返し好きならお薦めの作品です。

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